コラム

胃カメラを受ける時の注意点

がんや胃潰瘍といった病気を発見するために行われる胃カメラは胃を直接確認できるため、バリウム検査よりも正確に検査することが可能です。胃カメラで正確な検査をするためには、いくつか注意点があります。初めて胃カメラを受ける方は事前に注意点を把握しておきましょう。


検査前の喫煙は控える

検査前の喫煙は控える

検査前に喫煙すると正確な検査ができません。
喫煙するとタバコに含まれているニコチンが唾液と一緒に胃に運ばれて胃の粘膜を覆うように付着するため、胃カメラで胃の中をチェックするのが難しくなります。

また喫煙は胃酸を分泌して胃を荒らしてしまうため、検査前は喫煙を控えましょう。


食事や飲み物の制限は厳守する

食事や飲み物の制限は厳守する

胃カメラは胃の中に何もない状態で検査を行うため、検査前から食事時間や飲み物が制限をお願いしております。

食事は検査前日の20時までに済ませておきましょう。
胃の中に食べ物が残っていると異物と食べ物の区別がつきにくくなります。食事はできるだけ消化の良いものを、飲み物はアルコールやコーヒー、牛乳などは避け、水や薄いお茶などを飲むようにしましょう。

また胃カメラの検査を終えた後は、麻酔が切れたのを確認してからお食事をするようにしてください。


薬を服用している場合は事前に確認する

持病をお持ちの方で薬を服用されている場合、薬の種類によっては服用しても問題ない薬もあれば検査に影響が出る薬もあります。薬の種類によっては当日検査が受けられなくなることもあります。薬を服用されている方は前もって医師にご確認ください。検査当日は服用している薬を持参しておくと安心です。


札幌市にある当クリニックではから胃カメラを挿入する経鼻内視鏡を行っています。
口から入れるよりも吐き気が少なく、無痛に近いので初めての方でも安心して受けられます。胃カメラ以外にも高血圧や高脂血症、糖尿病や禁煙外来などの内科診療も行っていますので、札幌市内で検診を受けたい方はぜひご利用ください。

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