健康を考えて検診を受ける際は、ぜひ胃カメラ検査もお考えください。胃カメラ検査は身体に症状が出にくい病気の発見や予防を行う上でとても大切です。胃カメラ検査を楽に行うコツを意識してリラックスして検査を受けましょう。
検査を受ける前の服装や準備
胃カメラ検査を行う際はお腹に空気をいれます。
そのため、お腹まわりがきつくならないようにベルトやウエストを締め付けるような服装は避け、楽な格好ができる服装が望ましいです。
コルセット、ガードル、腹巻きといった腹部を圧迫するものは、お腹に空気を入れた際に苦しくなってしまうので気をつけましょう。
唾は無理に飲み込まないようにする
胃カメラ検査と聞くと苦手なイメージを持つ方もいらっしゃると思います。胃カメラ検査では、カメラを身体の中に通そうとする際に咽頭反射が起こる場合があります。咽頭反射とは口から入ってきたものに対して外に吐き出そうとしてしまう反射のことで、これによって吐き気をもよおしてしまうのです。
咽頭反射はコツを意識することで防ぐことができ、検査をだいぶ楽に受けられるようになります。胃カメラを入れる際や検査中は口が開いた状態になりますが、その時に出る唾は飲み込まないようにすることが検査を受ける上でのコツです。
胃カメラが入った状態で無理に唾を飲み込もうとすると、唾が気管に入ってむせてしまい苦しくなります。検査を受ける最中は唾を飲み込まないようにして、ティッシュなどに出すようにしましょう。
麻酔後や検査中は呼吸を落ち着かせる
麻酔の作用や検査中による緊張感が原因となり、呼吸が息苦しく感じてしまう方もいらっしゃいます。
そのような場合は慌てずに気持ちを落ち着かせることが大切です。ゆっくり深呼吸をしてリラックスした状態を維持するように意識しましょう。身体の力を抜くことで胃カメラを入れている時の抵抗感が薄れ、辛さが軽減されます。
胃カメラ検査を行うことでがんの早期発見だけではなく病気の予防にも繋がります。
当クリニックは札幌駅の前に位置し、お仕事で忙しい方もお気軽に通いやすくなっております。
鼻から胃カメラを通す経鼻内視鏡検査は吐き気が少なく無痛に近いため、身体への負担も少なく胃カメラ検査を初めて受ける方も安心です。